事前検査
まずは、お電話にて検査のご予約をお願いいたします。
なお、予約なしでの検査も受け付けておりますが、予約の方が優先となりますのでご了承ください。
ご来院頂いた際には、問診票に記入をして頂き、診察室で医師がカウンセリングを実施いたします。さらに、血液検査やエコーによる子宮内の検査を行い、患者さまの健康状態を把握します。
体調が優れない方や疾患をお持ちの方は、身体が回復してから中絶手術を行うことになる場合もあります。
同意書のご用意
手術当日には同意書を提出して頂く必要がありますので、それまでにご記入をお願いいたします。同意書の項目は、
- ご本人の氏名、住所、電話番号、捺印
- パートナーの氏名、住所、電話番号、捺印
となっており、未成年者の場合は、保護者の承諾書も別途必要になります。
なお、母体保護法では、中絶の同意に関して
配偶者が知れないとき、若しくはその意思を表示することができないとき又は妊娠後に配偶者が亡くなったときには本人の同意だけで足りる。
と定めており、相手が特定できない時、望まない性行為(強姦など)による妊娠の時、相手が死亡している時、本人も相手も未成年の時などは、同意書にパートナーの署名は必要ありません。
初期手術の流れ
前日
性行為や深夜0時以降の飲食はしないようにお願いします。早めに身体を休めて、しっかりと睡眠を取るようにしましょう。
当日
- ご来院
- 体調チェック
- 麻酔
- 手術
- 安静
- 帰宅
- 1午前中にご来院頂き、同意書の提出と、手術費用のお支払いをして頂きます。
- 2体温・血圧などを測定し、手術が可能な健康状態にあるかどうかを確認します。万が一、風邪を引いていたり、体調がすぐれなかったりした場合は、中絶手術を実施することはできない場合もあります。
- 4腕からの点滴で静脈麻酔を投与しますので、痛みはほとんどありません。
- 5およそ10分程度で、全身に麻酔が効いている間に痛みなく終わります。
- 6麻酔から覚醒するまで、ベッドでお休み頂きます。
- 7お昼頃には、ご自身で歩いて帰ることができます。なお、手術当日の車の運転は控えてください。 手術の次の日から日常の生活をしていただいて結構です。性行為は事後の診察により判断します。 投薬(痛みを抑制するための鎮痛剤・感染を防ぐための抗生物質・子宮の収縮をよくする薬)を処方します。
術後
膣の中に水が入ると、感染症を引き起こす可能性があるため、術後1週間は入浴をすることができません(シャワーは大丈夫です)。また、性行為については1週間診察で問題なければ可能となります。月経は、4週間~6週間で再開しますが、2ヶ月なければ受診する必要があります。